satoimo日記

satoimoです。
仕事が忙しかったことに加え、PCが絶不調(今も)ということで久々の更新になった。
さてさて、今日は毎月やってくる勝負の日「理事会」。
私の勤める団体は事務局員だけでなく理事が団体の経営をしっかり担っている。理事会もシャンシャン
ではない。毎月1回ガッツリ話し合う。13:00~18:30というコースが理想だが、長いときは21:00になることもある。
今日は比較的スムーズで19:00には終わることができた。
私の勤める団体は民主的な意思決定プロセスを重視する。話し合う内容は事前に共有され、ファシリ
テーターや発表者も事前に決められる。
会議が始まると年齢も経験も関係なく意見する。
でもだらだら話していては何も決まらないし疲れる。非効率なことはしない。
そのためにタイムキープをしっかりするのだ。
私は5年前初めてこの団体の会議に出てなんてかっこいいのだ! と思った。
みんなが参加し、納得した上でしかも効率的に物事は決定していく。心地よい。
そのプロセスを20代から経験できるのは幸せなことだと今でも思う。
日本中、毎日何万という会議が行われていると思うが、どの会議もこんな心地よい
会議になったらいいのになとつくづく思う。まさに理事である友人の言う「会議が変れば社会が変る」
のだと思う。

さてさて、この理事会のコーディネイトが今日の私の仕事だ。
コーディネイトは2週間ほど前から始まっていた。「準備八割」と心で唱えながら準備する。
参加者の把握、時間のアナウンス、当日の資料印刷、掃除などやることはたんまりとある。
それを一つ一つ潰していく。そして議論の方向をコントロールする。時間内に終わらせる…
全ては勝負なのだ。

理事会に限らず仕事は「勝負」だ。その中でも理事会は大一番、毎月の
結びの一番手的存在だ。
これはある意味自分に対する勝負である。どこまで議論を予測できるか、どこまで明確に理想を描き
近づけることができるか、批判や厳しい意見に柔軟に対応できるか etc
最近気づいたことだが「勝負」という考えは受身な仕事、思考から脱却ではないだろうか。
いつも攻めの姿勢を保つ、その上でぶつかる壁や失敗なら素直に受け入れられるの、そんな気もする。

しかしまだまだ課題はある。でも「この山を越えれば海が見える」と思えばどこまでもいける気がする。
ちなみに「この山を越えれば海が見える」というのは中学1年の始めに勉強した国語の教科書
の小説の一文だ。ま、「自分を信じて精進すればいいことあるよ」ということだろう。
私は何となくこの言葉を気に入っていて、たまに思い出す。

さあ、明日はどんな勝負に挑もうか。こう考えると何でも楽しいものかもね。
by satoimolove | 2005-06-11 23:56
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